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自社ブランド(PB)で美容機器を作りたいと考えたとき、多くの方が最初に気になるのが「金型」です。金型と聞くと高額なイメージがありますが、金型は必ずしも必要とは限りません。作り方によっては、金型費用をかけずに自社ブランド製品を用意することも可能です。この記事では、金型の基礎から費用の目安、コストを抑える方法までを分かりやすく解説します。
金型とは、プラスチックや金属などの素材を一定の形状・品質で量産するための型です。美容機器では、本体ケースや構成部品の製造に用いられます。金型を用意することで、同じ形状・精度の部品を安定して大量に生産できるようになります。
一方で、金型が必要になるのは完全にオリジナルの形状を実現したいときです。既存製品をベースにカスタマイズする作り方であれば、金型を新たに用意する必要はありません。
美容機器を自社ブランドで作る方法は、大きく「ありものを活用する方法(OEM)」と「0から開発する方法(ODM)」の2つに分けられます。金型が必要になるのは後者の新規開発で、既存の型を活用するOEMでは金型費用がかからないのが基本です。
| 比較項目 | ありもの活用(OEM) | 0からの開発(ODM) |
|---|---|---|
| 金型 | 原則不要(既存の型を活用) | 新規に必要 |
| 初期費用 | 抑えやすい | 設計・金型費用が発生 |
| 上市までの目安 | 最短3カ月〜 | 最短1年〜 |
| 向いているケース | まず小さく試したい/早く出したい | 独自性を最優先したい |
「まずは市場の反応を見たい」「初期費用を抑えたい」という場合は、既存の型を活かすOEMから始めるのが現実的です。
OEM・ODMの相談で最も多い質問のひとつが「金型費用はいくらかかるのか」です。金型費用は製品の仕様が固まっていない段階では正確に出しづらいものの、片手で操作するタイプの美容機器で、目安として700万〜1,200万円程度がボリュームゾーンとされます。製品の複雑さ・部品点数・精度によって上下します。
逆に言えば、設計の方向性が固まってくれば概算の試算は可能です。予算やスケジュールを現実的に組み立てるうえで、早い段階で費用感の目安を把握しておくことが大切です。
既存製品の形状をそのまま活かし、カラーやロゴ、化粧箱、付属品などで差別化する方法です。金型を新規に起こさないため、初期費用を大きく抑えられます。
すべてを新規開発するのではなく、アタッチメントなど必要な部分だけ新しい金型を作る方法です。本体は既存の型を流用し、機能や仕様の一部だけを変えることで、完全新規に比べて費用を抑えられます。
求める仕様と予算のバランスは製品ごとに異なります。どこにこだわり、どこを既存流用で割り切るか、優先順位を整理することで、無理のない形で自社ブランド化を進められます。
「初期費用は抑えたいが、ありものそのままでは他社と差がつかない」——そんなときでも、金型を新規に起こさずに“自社らしさ”を出す方法はあります。
たとえばカラーや質感、ロゴ、化粧箱・説明書、付属品やアタッチメント、セット構成などの組み合わせで、既存の型のままでも十分にブランドの世界観を表現できます。まずはこの範囲で小さく始め、売れ行きを見ながら次の一手として本格的な開発(ODM)に進む、という段階的な進め方も可能です。
本サイトを監修する商社・株式会社テンリュウは、すでに実績のある製品や仕組みを活用し、金型開発や多額の初期費用をかけずに事業をスタートできるよう提案する伴走型のサポートを得意としています。事業フェーズや販売チャネルに応じて柔軟に対応し、社内に専門部署がない場合でも無理なく進められる形に整理します。
テンリュウは金型費用そのもので大きな利益を取るのではなく、製品化のあとの販売まで見据えた長期的なパートナーという姿勢で支援しています。「予算が合わないから諦める」のではなく、予算に合わせた作り方を一緒に探すところから相談できます。金型の要否や費用感の見立てだけでも、まずはお気軽にご相談ください。

美容機器のOEMを手がけるテンリュウでは、電子部品や家電部品企業出身者が在籍しているため、工場との交渉や細やかなフォローを実現できる点が強みです。
現地工場を熟知し、強い信頼関係を築いているので、テストマーケティング用の小ロット対応のほか、製品のカスタマイズなど、クライアントの要望に合わせた柔軟な対応を得意としています。