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スキンケア機器をOEMで作る場合に、知っておきたい市場動向やOEMの注意点、本サイト監修企業によるスキンケア機器開発の実例(美顔器の場合)をご紹介します。

肌に直接触れるスキンケア機器のOEMでは、使い心地を左右する振動の質や音の静かさが重要。手に持ったときのフィット感や重さのバランスなど、感覚的な要素が商品価値に直結します。
また、見た目の高級感も購入時の印象を大きく左右する要素であり、カラーや光り方などのデザイン面が購買意欲に影響を与えます。こうした「数値では測れない使用感」をあらかじめ設計段階で細かく調整できることが、スキンケア機器OEMならではの特徴です。
スキンケア機器の多くは電化製品であり、また肌に直接触れるものが多いことから、製品の安全性はしっかりと確認する必要があります。一定の機能・構造を持った電化製品を日本国内で流通させる場合には、電気用品安全法に基づいた「PSEマーク」の認証を受ける必要(※)があります。
※ACアダプターを使って製品とコンセントと直接つなぐ製品のみPSEが必要となっており、脱毛機器・ドライヤー・アイロン以外は基本的に不要です。
OEM工場の多くが海外であり、日本国内の法律に適合した製品開発を行っていないケースも少なくありません。そのため、電化製品にあたるスキンケア製品をOEMする場合は、日本国内で流通の実績があるメーカーを選ぶことが大切です。
電化製品は、消費者の手に渡った後に品質不良が発覚するケースも少なくありません。販売者は売ったら終わりではなく、製品の修理や交換などアフターサービス体制を構築しておく必要があります。
この不良リスクは、製品を製造したOEM先とも共有しておくことが大切です。不良品が出た場合は交換もしくは返品できることや、不良の原因を分析して次回ロットでは発生しないように品質改善を行ってもらうことなどを、契約書に盛り込むことも検討しましょう。
近年では、年齢や性別を問わず「美肌」への意識が高まっています。コスメや美容に関する口コミサイトを運営する株式会社FoRの調査によると、20~50代を対象とした「美容機器に関する調査」では、実に82.2%が美容機器を使用しているという結果になりました。
また、クリスマスにプレゼントしてほしい美容機器・自分向けに買いたい美容機器の質問に対し、いずれも「美顔器」(1位)、「スチーマー」(2位)が上位を占める結果となりました。スキンケア機器の進歩により、家庭でも本格的なスキンケアができるようになったことも製品の人気を後押ししていると考えられます。
日本のスキンケア市場は、アフターコロナで再び勢いを取り戻しつつあります。株式会社矢野経済研究所が発表した「化粧品市場に関する調査(2024年)」によると、化粧品の製品カテゴリー別市場構成比において、スキンケア市場は約半数(46.6%)を占め、メイクアップ市場(18.8%)やヘアケア市場(19.9%)を大きく上回る結果となりました。
このトレンドはしばらく続く見込みで、化粧品市場の規模は5年間で110%以上の伸長が予想されています。このように、消費者からのニーズが高く、スピーディな開発が求められるスキンケア機器では、低コストで迅速に製品化を実現できるOEMが多く採用されています。
近年ではシリコン素材を使用した音波振動タイプが主流となっており、USB充電式や防水仕様など日常使いに配慮した設計がOEMで多数採用されています。
ブラシ部分の形状・色・素材はブランドごとにカスタマイズされることが多く、ナチュラル系、韓国風、ミニマル系など、世界観に沿ったデザイン展開が可能です。
毛穴ケアやスキンケア成分の浸透サポートとして定番の機器であり、自動タイマー機能やアロマ対応、冷ミストの切り替えなど仕様のバリエーションが豊富。
筐体デザインも縦型・コンパクトタイプなどがあり、形状の展開もさまざまです。
超音波・EMS・LED・温冷ケアなど、複数の美容技術を一台に搭載できる点が特徴です。
OEMにおいては、用途やターゲット層に応じて機能を組み合わせるケースが多く、たとえば「LEDとEMSで肌のハリ感を高めたい」「温冷機能とイオン導入でスキンケア効果を高めたい」といったニーズに対応した製品が開発されています。
美容成分の浸透促進や老廃物の排出サポートを目的とした機器で、OEMではヘッドの素材・形状、出力レベルの調整、LEDインジケーターの搭載など多様なカスタマイズが可能です。
特に自社開発の美容液と併用することを前提とした機器の開発を検討するブランドにとって、導入器は相性の良い製品として位置づけられています。
スキンケア市場においては、美顔器をはじめとしたスキンケア機器と、化粧水や美容液などのスキンケア製品を組み合わせたOEMセットの展開が注目されています。近年では、ホームケア需要の高まりにより、自宅で手軽に本格的なスキンケアを行いたいというニーズが増加しており、機器と化粧品をセットで使用するスタイルが定着しつつあります。
たとえば、イオン導入器と導入用美容液、超音波美顔器と保湿化粧水といった組み合わせは、相乗的なスキンケア効果を期待できる例として浸透しています。OEMによるセット製品は、ブランドごとのコンセプトや使用シーンに合わせた訴求がしやすく、パッケージの一体感やシリーズ展開との親和性も高いという特徴があります。
このようなセット展開を行う際には、美顔器の機能特性に適した成分設計や、使用手順のわかりやすさ、パッケージデザインの整合性など、さまざまな視点からの設計が求められます。また、薬機法上の分類や表示にも注意が必要となるため、スキンケア機器とスキンケア製品をOEMで組み合わせる際の基礎知識として把握しておくと安心です。
本ページは、初めて美容機器のOEMに取り組む企業の製品づくりを支えてきた商社「株式会社テンリュウ」が監修しています。
「OEMって何から始めればいいの?」「海外工場とのやりとりが不安…」そんな企業担当者の声に寄り添いながら、テンリュウは海外調達から国内流通までを一貫してサポート。
ここからは、実際にテンリュウが支援してきた美容機器のOEM事例をもとに、開発の背景や押さえておくべきポイントを解説します。

| 用途 | 美顔器 |
|---|---|
| 製品の特徴 | EMS/RF/振動/温熱/LED機能搭載 自社美容液とのセット販売 |
| ロット数 | 5000pcs |
| 開発期間 | 5カ月 |
| 生産期間(納期) | 1.5カ月 |
競合他社と差別化を図るため、より多機能な美顔器を開発することがコンセプトとなりました。
本製品では、美顔器として搭載可能な機能を最大限に取り入れつつ、高級感のある外観デザインを採用。また、説明書や化粧箱のデザインにもこだわり、ブランド価値を高める工夫を行いました。
さらに、開発・生産・パッケージングまで全工程を現地で完結できるメーカーを選定し、一貫した品質管理を実現しました。これにより、クライアント様から高い評価をいただくことができました。
美顔器のOEMは、化粧品や家電ブランドの企業様からのご相談が多く、それぞれのブランドイメージに合った製品開発がカギになります。ブランドの世界観に合ったデザインや機能を選定するためには、柔軟な提案力・対応力が欠かせません。
製品開発とあわせて、ブランド独自の使い方をカスタマイズ提案することもポイントの一つです。たとえば、化粧品ブランドなら「美容液と併用する際の適切なモード」、家電ブランドなら「日常生活での効果的な使用シーン」といったように、ユーザーに合わせた説明書を作成することで、製品の魅力が伝わりやすくなります。